「イタリア産」EXVオリーブオイルの原産地は?

「イタリア産」EXVオリーブオイルの原産地は?
2013-06-14 bottega055
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Oliveti Frantoio Franci

先日、びっくりしたイタリア発のニュースがありました。記事を読むと実はイタリアでも高品質のEXVオリーブオイルは以外と稀なのではないかと思います。

統計によるとイタリア産EXVオリーブオイルの90%は、南イタリアで大量生産され、オリーブオイルの瓶詰めのみがイタリア各地で行われているようです。そして瓶詰めされた地域がオリーブオイルの産地になっている現実を知りました。

またイタリアのEXVオリーブオイル総生産量のうち、約50%はイタリア産オリーブオイルですが、残りの約50%はギリシャやスペイン等の海外産のオリーブオイルを混ぜて作られたものだそうです。イタリア産でありながら、オリーブオイルはイタリア産ではないという事実も紹介されています。

実際に高級なオリーブオイルの産地であっても収穫されるオリーブの量以上のオリーブオイルが生産されているデータもでています。このことからオリーブの産地とは別に行われるボトル詰めの実態はヨーロッパでも話題になっています。

もっと驚いたのは私たちが愛している本物のトスカーナ産などの高品質なEXVオリーブオイルは、イタリア全体の生産量に対して2-3%だけなのだそうです。そのうち半分は海外に輸出(日本含む)されているとのこと。

このことから改めて思うのはラベルに「イタリア産」と書かれていても高品質を意味しないということを実感します。

そこでますますIGPやDOP認定などの認証マークの大切さを感じます。例えば私たちが取扱っている「トスカーノIGP」は、オリーブが実った場所からボトル詰めまでが同じ場所で行われており、他地域の原材料が「混ざっていない」ことを証明している認証マークがついています。

認証マークによってただの「イタリア産」表記では知ることのできない情報を得ることができ、その商品が本物かどうかを見極めることができます。

こうしたIGPやDOP認定のEXVオリーブオイル等は生産にもコストがかかるのでイタリアでも高く売られていますが、品質は大きく違っています。

やはり今の時代は、品質か価格かを消費者が選ぶ時代なのではないかと思います。同時にどちらも手に入れられない時代だと改めて感じました。

伊文になりますが読みたい方はコチラをどうぞ。

http://www.ilfattoalimentare.it/olio-extra-vergine-toscano-umbro-ligure-produzione-provenienza-imbottigliamento.html